お母さんから娘たちへの料理教室(岡山支部)9月

移住後、縁あって近しくお付き合いしている若い人たちに、母から娘へ受け継いでいってほしい味と料理のコツを中心に毎月料理教室を開催しています。

今回はパーソナルレッスン編。しっかりと基本を身につけよう、すべてやってみようと熱心な方です。味覚の秋ともなればあれもこれも教えてあげたいと欲張りなメニューを考えてしまう母代わりですが、

まずは 基本+手間をかけることを楽しみながら

<栗ご飯>の栗のむき方、もち米とうるち米(普通の白米)の割合い、塩加減、

<茶碗蒸し>は、かつをと昆布の水出し、この出汁がポイントよ。シイタケの戻し汁でのもも肉下煮、えびのゆで加減、卵とだし汁の割合、味付けまで確認しながらしっかりと体験。具材には京都<麩嘉>の蓬麩(よもぎふ)をプラス。ゆりね、銀杏、マツタケと具沢山で豪華な秋の一品。その柔らかさに驚かれ、深めのフライパンだけで出来上がる簡単さに私にもできる!感を強くされたようでした。

茶碗蒸しは蒸し器が無くても、蓋つきの器が無くてもできるのよ!具材も最初から用意すると予算もたいへんでしょ、私は八宝菜のエビを数匹とりわけ冷凍に。ユリ根と銀杏は一度に茹でて冷凍保存し少しづつ使う。鶏肉も少し残ったものを冷凍してなど、いろいろ具材が揃った時に作ります。豪華でなくてもおいしいお出しがあれば上等です。卵が1つあれば2人分が出来ますよ。

<ねばねば3種の酢の物> 超簡単、市販の味付けモズクかめかぶに 茹でて叩いたおくら、長芋のみじん切り、えのき茸はラップに包みレンジで加熱。すし酢やかんきつ酢、出汁で割るなどお好みに仕上げる。食物繊維たっぷりのローカロリーな1品。てんぷら等のサイドメニューとしてもぜひどうぞ。

昼食は、夫が裏庭で焼いてくれた炭焼きさんまにおろし大根、カボスをプラスして

当協会推奨<もの足りるヘルシーメニュー秋の恵み編> 満開の曼殊沙華をめでながらの いただきま~す!!

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