【ネスレ日本×Dremia Club】 イル ギオットーネ 笹島 保弘シェフに学ぶ <クリスマスにお勧め特別メニュー>

「京都イタリアン」というカテゴリーまで作ってしまわれた笹島シェフ。日本料理の技法だけでなく、京野菜の取り入れ方や京料理のスピリットまで吸収したうえで更に新しいものを作り出す、これぞまさに京都人。また材料を使い切るなど「もったいない」の気持ちは<おばんざい>と言われる京都のお惣菜作りには常の事。京都イタリアンというのも納得です。

こんな笹島シェフでさえ、開店当初は「こんなのイタリアンじゃない」と受け入れられなかったそうです。「僕は決してイタリア人にはなれない。それなら自分の中にあるものを信じて作っていこう」との言葉に私も勇気づけられました。

この頃やっと自分の作りたい、教えたい料理が見えてきた感じです。 それは「心と体をととのえる食事」 季節の旬を大切に、体が欲しがっている物(必要としているもの)を取り入れ、ととのえる。そんな料理は心もほっと満足してくれるはず。自分に厳しい本物の料理人ではないし、本格的な料理でもない。決して難しくなく、どこにでもある材料で作れ健康作りに役立つような日々のお惣菜とその組み合わせ方<もの足りるヘルシ―メニュー>としてご紹介していきます。 

以下の写真は今回の講習メニュー *鶏肉と蕪の雪煮仕立て(こぶ〆した鶏肉の使い方、蕪蒸し風のメレンゲが美しい。マギーブイヨンと昆布のスープは簡単においしくなるおすすめのテクニック。盛り付けはあえてお皿の真ん中にはせず、日本庭園のイメージのように非対称)*締めのリゾット(前述の残りのスープで作ります。蕪の葉ももったいないの気持ち以上に歯ごたえと香りつけにいい仕事してますよ)*コーヒーのパンナコッタ(ネスカフェゴールドブレンドを使い2倍に濃縮することで本格的な香り、味を出したデザート)ごちそうさまでした!