ピレネー犬 バディの里山暮らし
<人とワンちゃん、共に学ぶ食生活>
世界中がコロナ惨禍でたいへんな春、2歳になった古民家民泊の看板娘バーディです。
お歳を訊かれるたびに「まだ2歳?」と言われるくらいビッグになりました(40キロ越え確実、詳細不明 笑)
この時期 家族はじめ近しい方々みんなが、健康に過ごせているだけでありがたい。
さらにワンコがいると 笑う 怒る 壊される でも癒される~など、いろんな事が日常的に起こるので
夫婦の会話も増えてきます(笑)
とにかくワンコも飼い主さんも健康でなければ!一日でも長く一緒にいられるように!
そこで今年の食育テーマは<人とワンちゃん、共に学ぶ食生活>
ワンちゃんの食事も手作り食が話題になっていますが、私はドッグフード否定論者でも手作り食の推奨者でもありません。
ドッグフードは手軽に栄養のバランスが摂れ、ワンちゃん達のご長寿に貢献したのは確かです。
でも自分の子どもたちが食欲のない時、風邪をひいたとき、下痢をした時などおかあさんはお粥さんを炊いたり、温かいスープや煮込んだおうどんを作ったりといつもと違う食事を用意するでしょう
そんな風にかわいいワンちゃん達が調子の悪い時、パピー期でまだ不安定な時期、老犬期など
病院に連れて行くだけでなく、自分でできる食事療法をお伝えできればと考えています。
手作り食にもルールがあります。
人とワンちゃんの体の違い、よく似た点、食べてはいけない食品など基本的な事を知ることも大切です。
人の食事作りの途中からワンちゃん分を別けて作る手作り食もたくさん紹介しますので、気軽にトライできます。
赤ちゃんの離乳食作りの時期 大人の食事作りの途中から取り分けて作ったような感じです。
またよく飼い主さんに「どのドッグフードが良いですか」と訊かれます。
アレルギーや疾患のあるワンちゃん用は別として
一般的なドッグフードなら袋の裏の食品表示を見ればある程度品質はわかります。
そんな情報を読み取ることなどもお伝えしたいと思っています。
ワンちゃんの健康を考える時、一緒に自分たちの健康についても知ることが出来たなら一石二鳥ですよね(笑)
そんなセミナーができないかと今模索中です。
詳細はもう少しおまちくださいね!
バーディ、初めてのクリスマス
メリークリスマス 久しぶりのバーディー登場
まるで別犬のような大きさに成長してしまった!!
早や9カ月目になり、たぶん?30キロ弱(もうわが家の体重計では
計る術なし)7か月の時に避妊手術を終え、今は体重が増え過ぎな
いようにドッグフードも変更。ところが喜んで食べなくなり、トッピングをプラス。今日はクリスマスカラー、ヨーグルトでホワイト、ブリッコリーの緑、鹿肉の赤でごちそうメニュー、それにつられてトナカイに変身してくれました(笑)
ピレネー犬 バーディの手作りごはん
ピレネー犬は体の大きさの割には食べる量は少ないと言われています。
現に先代のバーディは60キロ弱の大きな男の子でしたが、食事に関しては美味しものを少しだけというタイプでした。
ところが2代目バーディ(女の子、5か月15キロ)は食べるために生きてるタイプ(私と同じ(笑)
とりあえず何でも口に入れてみる!バッタ、干からびた小亀、木の根からトマト、胡瓜 ナスまで。
彼女を見ていると犬が雑食であることがよくわかります。
特に家畜を守ったり、狩りの手伝いをしていた使役犬タイプの大型犬は、飼い主からもらうエサ以外に自分で捕獲した小動物を食べたり、草や木の皮も食べることが多かったようです。
愛玩犬の小型のワンちゃんとは違うワイルドさがDNAに残っている!
そんなワイルドタイプのバーディのごはんは質より量と思いきや、イノシシ、鹿肉のワイルドグルメ満載。
これもジビエドッグフードの犬体実験のおかげですが(笑)
今はパピー専用のDogフードから少しずつ手作り食に移行する時期なので、やわらかくしたDogフード(定量を減らす)+ごはん+カボチャや人参+蛋白源の肉類や魚です。
トッピングにする程度で単品を与えながら、アレルギー反応が出ないか確認。バーディーは耳だれや皮膚のかゆみに出ます。
以前お伝えした<ジビエお節>をどのようにワンちゃんにあげるか参考までに、バーディ―の食事日記
← 1日目<ロースト鹿肉どんぶり> アレルギーの心配なし
お節の煮物 ニンジン、カボチャとセットです
写真のために長いこと待たされて早くして~~と訴えている情けないお顔で失礼(笑)
2日目 <ごはんとカボチャ、鹿肉ハンバーグのリゾット>
歯ごたえのためにキャベツをプラスしました
あすは
3回目以降のメニューです
ワンちゃんのジビエおせちの試作品 どうどすか?
前回からお伝えしている<害獣駆除された鹿たちの命を無駄にしないための活動>
その一端として<ワンちゃんのジビエお節>を作ってみました。
自分たちでは思いもしてなかった展開です。
愛犬家の皆様は、クリスマスやお正月には家族の一員としてワンちゃんに同じようなごちそうを食べさせてあげたい!
と、特別料理が人気沸騰中なのだとか?
私も愛犬家は自負しているところですがまだまだ愛情が足らないようです(笑)
そこでベジアレ協会の現状取り組みと考えあわせ、
ヒューマンレベルの新鮮なジビエを使った本当に価値ある物を作りたい、
と試作に至ったわけです。
京都東山連峰で駆除された鹿肉だけでなく猪肉(もちろん京都産)も贅沢に使った
「ワンちゃんのジビエお節」がコレ↓
猪肉ロースト、鶏ハム、鹿肉ロースト
小松菜米粉蒸しパン、蒸し黒豆、
鹿肉ハンバーグとマシュポテト
下段左から
ささみと野菜のピック、
カラフル野菜の豆腐しんじょ、野菜の炊き合わせ
猪肉、鹿肉のトマトシチュー
紅白焼き魚(鰆、鮭)
だし巻き卵
ワンちゃんに余分な塩分は不要なので味付けはなし。その分お肉のスープやカツオと昆布のお出しで煮ています。保存料や添加物など一切使用せず、ひとが食べても安心のレベル。アレルギーにも配慮し、愛情込めて作りました。
どのように組み合わせて食べさせるかは次回からのバーディご飯でご紹介します
初体験、鹿肉ごちそう!!
前回に続き バーディちゃんの試食役任命報告 第2段
害獣対策として駆除される鹿やイノシシ、わが村でも時々檻にかかったものたちが処分される鉄砲の音が聞こえます。
イノシシは解体されて食されること多く、そのルートも確立されているところも多い。
でも鹿肉は?
京都久美浜など自治体単位で解体処理場を持ち、食用として出荷されているところもありますが、すべて有効活用とは程ほど遠いようです。
ほどんどの地域では、解体できる技術者の減少と高齢化でそのまま山に捨てるか、埋めるか、焼却処分されるか、
つまり亡くなった鹿の命は無駄になることが多いのです。
その鹿肉を活用して、命を無駄にしないようにできないかと当協会では猟師さんと一緒にチャレンジを続けています。
鹿肉はアレルギーも起こりにくく、低脂肪、高たんぱくで人にもワンちゃんにもお薦めのお肉
先ずはドッグフードとして活用したい!この試食役でバーディの出番です。
生後3か月を過ぎたので少しづつフード以外にも食べていますが
<肉>というもは初めて!!
興奮はすごい!!
やっと<待て>を10秒できたのでこの写真をうつせたのですが・・
次の瞬間あっという間になくなっていました。
彼女は今食べたものが鹿だったとは知る由もありません。
還暦後の資格取得?犬の栄養士??
大学卒業後、病院栄養士としてのお仕事の後は、
料理講師や食育講師の際に知識を役立てるというくらいでしたが、
今回 米倉理事長から犬の栄養士を拝命(笑)!
*ちょうどわが家にピレネー犬が来た事
*害獣駆除される鹿肉を何とか有効利用できないかとの相談をいただいた事
*新スーパーフードとして話題の竹炭パウダーの使い方を試作中
などが重なり、家族として暮らすワンちゃんのヘルシーな食生活をサポートするため「犬の栄養士」になる覚悟を決めました(笑)!!!
そこで、わが家のピレーネ犬は大事な任務を遂行する事(試食実験台?)となりました。
第一段として
竹炭クッキーの試食 <米粉、竹炭パウダー、オリゴ糖>で作ったおかき風の薄焼クッキーです。
もちろんヒューマンレベルで私と一緒に食べてます。
飼い主さんと一緒に食べられるおやつとして又アレルギー対応も考えています。
今回は小松菜入り、にんじん入りの3種試作
試食結果は、ワンコウンチが少しグリーンかかる(たくさん食べると黒っぽい)
竹炭パウダーは小さな穴がたくさんあり、そこに不要なものを吸着する効果があるそうです。さらにオリゴ糖入りで善玉菌のごはんにもなり、わんこの腸内環境を整えデトックス効果も期待?
次は人用のデトックス竹炭ドリンクをご紹介しますね!